萩原流行バイク事故死!抗うつ剤の副作用?自分では気付かないふらつき

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   俳優の萩原流行さん(62)が22日夜(2015年4月)、大型バイクを運転中に転倒して後続の車にはねられ死亡した。バイク好きで先月23日にも大型バイクを運転中にハンドル操作を誤って転倒してケガを負った。

   事故があったのは杉並区高円寺南の青梅街道で、目撃者の話によると、片側3車線の中央車線を走行中の萩原さんのバイクが、前を走っていた車を右側から追い抜こうとして転倒して右側車線に投げ出されところを後続の車にはねられた。事故当時は雨が降っていた。

38歳でうつ病発症「本番でひと言も出ないことが50回くらいあった」

   萩原は1982年に「つかこうへい事務所」に入団し、個性派俳優として舞台やテレビドラマで活躍していた。38歳の時にうつ病を発症。医師から「役者をやめないかぎり治らない」と告げられたが、闘病生活を送りながら俳優を続けてきた。妻のまゆ美さん(62)もうつ病を患い、夫婦で闘病生活の模様を綴った「Wうつ」を出版し、早期発見の重要性を訴えていた。

   09年のインタビューでうつ病のことをこう話していた。「本番でカチンコが鳴っても『あ~』とも『う~』とも言えなくて、それが50回ぐらいあったかな。かかりつけの医者に行ったら、自律神経失調症だって。それがうつ状態の始まりなんですね」

ここ2年で交通事故繰り返し

   事故とうつ病との関係は不明だが、先月のバイク事故以外にも、1昨年1月には乗用車を運転中に交差点で50代の女性が乗っていた自転車に接触し、女性の左足に軽傷を負わせている。

   内科医でコメンテーターのおおたわ史絵は「今回の場合は分かりませんが、うつ状態になると細かなミスが増えるという特徴的な症状があります。治療による薬剤を飲んでいる場合は、自分では自覚できないが、ふらつくことかが多くなります」と指摘する。

文   モンブラン
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