きのう22日(2015年4月)午前、東京都千代田区の首相官邸屋上で見つかったドローンにはプラスチック容器が取り付けられ、放射性セシウムが検出された。人体には影響ないレベルとみられているが、何の目的だったのか。
ドローンは職員が新人を案内していて気付いた。落ちたところは最上階の首相執務室のすぐ上の所だった。安倍首相はジャカルタを訪問中だったが、いつ落下したのかわかっていない。
目撃情報も犯行声明もなし
菅官房長官は危機感をあらわにして、「徹底した捜査をおこない、危機管理の万全を期す」と述べた。今年の1月には米ホワイトハウスの敷地内に落下し、操縦ミスといわれたが一時騒然とした。
公共政策調査会の板橋功・研究室長は「もともと犯罪やテロに使われるのでないかと懸念されていたので、ついに起こったかという感じです。最初の事案が官邸だったことが驚きだった」という。今のところ、目撃情報も犯行声明もない。
司会の小倉智昭「ドローンはすぐれモノなのですが、悪用されることもあるということです」
コメンテーターの宋美玄(産婦人科医)「今回は官邸の警備の問題点が浮き彫りになったことではないですか」
小倉「これが爆発物だったらえらいことでした」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト