額に包丁刺さった中年女性の焼死体!6時間前には近所の男性が殴打被害

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   神奈川県湯河原町で21日(2015年4月)早朝、木造平屋建てが全焼し、焼け跡から額に包丁の刺さった女性の遺体が発見された。さらに、この火災の6時間ほど前には近くの男性が男に鉄パイプのようなもので殴られ大ケガをする事件も発生していた。

玄関のガラス割って侵入―殺害後に放火か

   火災現場はJR東海道線の湯河原駅から200メートルほどの住宅街で、一人住まいだった平井美江さん(67)が寝室のベッドで頭から布団をかぶせられ仰向け状態で見つかった。額の右側には包丁が深く刺さっており、頬にも切り傷があった。元東京都監察医務院院長の上野正彦は「寝ている姿勢のままで、頭が固定されているから骨にまで達したと思います。防御なしで刺されているという感じです」という。

   玄関のガラスが割られており、犯人はここから鍵を開け侵入したようだ。出火前に家から出てくる人影が防犯カメラに写っており、路上には駅に向かって血痕が複数あった。

   阿部祐二レポーター「近所の人の話によると、平井さんには軽度の知的障害があり、足が不自由で車いすの生活だったようです。『人に恨まれるようなことはなかった」』『民生委員が面倒見ようかというと、結構ですと断っていたということでした」

   平日はNPO法人の運営する施設に通い内職仕事をしていた。その鈴木雅之所長は「前日も午後3時半まで来ていました。とてもコミュニケーション能力の高い方で、近所付き合いも十分ありました。いつも元気でとても明るい人だった」と話している。

文   モンブラン
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