和歌山・勝浦漁港で巨大クロマグロ次々水揚げ!20年前に生まれた「団塊世代」が成長

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   司会の夏目未久「見てください。大きなクロマグロです」

   スタジオに原寸大で巨大なクロマグロの写真パネルがタテ位置で置かれている。体長は夏目よりもはるかに高い。「体調は約2・7メートル、重さは411キロあります。こんな300キロを超えるマグロが和歌山県で続々と水揚げされているんです。いったい何が起こっているのでしょう」

重量記録更新の411キロ!握り2万7000貫

   和歌山・勝浦漁港では2月(2015年)下旬から300キロオーバーが10匹揚がり、大漁に漁港は湧いているが、一種の「異常事態」だ。先月は386キロの大物が水揚げされ重量記録を30年ぶりに更新した。ところが、それから約2週間後の9日(2015年4月)には、パネル写真のマグロがあっさりと記録を塗り替えた。

   なぜ巨大マグロが大漁なのか。水産総合研究センターの中野秀樹氏はこう解説する。「(水揚げされている巨大マグロは)年齢的に20歳前後くらいですが、約20年前の1994年に産卵所で大量の稚魚が発生して、人間で言うと団塊の世代があった。その頃に生まれた魚が生き残っていたのではないでしょうか」

   団塊マグロというわけだ。411キロのマグロは寿司チェーン「築地すし好」が競り落とし、さっそく店で出された。握りにすると2万7000貫になるという。

   火曜レギュラーの野村修也(弁護士)「全部の部位を食べてみたいですけどね。日本の漁業は魚が小さいときに獲りすぎて不振が続いているのです。この団塊マグロの(大きく育ってからとるという)経験を生かして、今後の日本の漁業の発展のヒントにしたいですね」

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