愛川欽也の遺作映画「満州の紅い陽」予定通り先週土曜18日封切り

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   15日(2015年4月)に亡くなった愛川欽也の遺作となった映画「満州の紅い陽」が、予定通り先週土曜日の18日に東京・目黒区のキンケロ・シアターで封切りした。監督、脚本は愛川で、むろん出演もしている。夫人のうつみ宮土理によると、亡くなる直前まで「さあ、仕事しよう」と語っていたという。

   うつみが初めてコメントを出した。「このたびは、愛川の強い意向で、ご心配してくださった皆様に病状を明かせなかったことを深くお詫び申し上げます」とある。

昨年9~11月に電動車いすに乗って制作

   映画の撮影は去年9~11月だったが、撮影風景の写真を見ると、愛川は電動車いすに乗っている。しかし、表情はあくまで明るい。その後も入院はせず、自宅療養を続け、3月の初めまでテレビに出演していた。

「愛川は最後まで仕事に復帰するつもりで頑張っており、皆様に公表することを頑なにお断りするよう申しておりました。そんな頑固なところも愛川らしい一面ですので、どうかお許しください。愛川は本当に仕事大好き人間でした」

   病気のことはごく一部の人にしか伝えず、うつみがひとりつきっきりで看病したという。コメントは「キンキン、よく頑張ったね。いろいろ楽しかったね。本当に本当にありがとう」と結ばれていた。

   司会の羽鳥慎一「最後の最後までテレビも出ていたし、映画もきっちりと仕上げて」

   石原良純(タレント)「こういう生き様、言葉悪いかもしれないけど、カッコいい死に方ですよね」

   羽鳥「うつみさんのコメントにはいろんな思いが含まれてる」

   住田裕子(弁護士)「生涯現役。いいですね」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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