「愛川欽也」死去!肺がんが脊髄に転移・・・1か月前まで「アド街」司会

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   俳優・司会者の愛川欽也(80)が15日(2015年4月)に亡くなった。けさ17日午前7時40分ころに関係者が「死亡した」とだけ伝え、「モーニングバード!」が始まった8時すぎに霊柩車が到着して白い棺が運び込まれ、喪服姿の妻・うつみ宮土理さん(71)が憔悴した表情で乗込んだ。

   日刊スポーツは死因を「肺がんが脊髄に転移していた」と伝えた。

あす18日には監督第8作「満州の紅い陽」公開

   愛川は長寿番組「出没!アド街ック天国」(テレビ東京系)で昨年9月に情報番組の現役最高齢司会者としてギネスに認定された。その1000回目にあたる3月7日で番組を突然降板し、「のんびり映画を」などと語っていた。今月3日に自宅に介護用ベッドが運び込まれ、翌日には在宅診療の車が来た。その後、28日のインターネットテレビ局「kinkin.tv」を欠席した。6日には「kinkin.tvを閉鎖したが、うつみは「風邪をひいて休んでいます。次の映画制作に意欲を燃やしています」とコメントしていた。

   愛川は昭和9年東京生まれ。俳優座養成所から声優、ラジオの深夜放送、テレビの「11PM」の司会、映画「トラック野郎」シリーズと実に多才で、78年にうつみ宮土理と再婚してからは「なるほど!ザ・ワールド」「パックインジャーナル」などテレビの司会を続け、「劇団キンキン塾」結成して小劇場「キンケロ・シアター」オープンなど演劇、映画の活動も続けた。あす18日は監督8作目の「満州の紅い陽」を「キンケロ」で公開予定だった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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