「はじめてのおつかい」どうなる!?子どもだけの外出で警察出動―米国

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   アメリカである一家の子育てが論争を呼んでいる。11日(2015年4月)午後5時ごろ、メリーランド州の警察に「幼い子ども2人が親の付き添いなしで歩いている」と通報が入った。10歳の男の子と6歳の女の子を警察官が路上で保護した。普通なら「無事でよかったね」と終わるところだが、そうはいかなかった。両親がメディアを前に「夜の10時半まで警察が子どもを拘束するなんて」と激怒したのだ。

両親「行動に責任を持つように教えてきた。警察を訴える」

   両親はともに科学者だというが、母親は子どもが保護されたことを知らずパニックになった。連絡があったときは保護から5時間半たっていた。保護されたラフィ君(10)は「パトカーの中で2時間半。そのあとは児童相談所に連れて行かれた。怖かった」と話す。父親は「警察は子どもの安全を考えて保護したというのか」と憤然としている。

   この両親は昨年12月にも子どもだけを遊ばせ、児童相談所に虐待の恐れを指摘されていた。警察の広報官は「児童相談所に連れて行ったのは当然だ」と主張しているが、両親は「置き去りにしたわけではない。自立のためには自由が必要で、行動に責任を持つように教えてきた」と、警察を訴える構えだ。

   司会の小倉智昭「日本では1人で留守番する子をカギっ子とかいいますけどねえ」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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