「NHKスペシャル」にもやらせ疑惑?記者と親しい人物が「情報通」で登場
4月9日に放送された「クローズアップ現代」で国谷裕子キャスターが、週刊文春が報じたやらせについて「取材が不十分で、部屋の借主と視聴者にお詫びします」と頭を下げた。
この問題の中間報告は不十分だと週刊文春は批判し、これ以外にも、NHKスペシャルの「攻防 危険ドラッグ 闇のチャイナルートを追う」でも、中国の化学メーカーに詳しい日本人という「役」で、N記者と親しいX氏が登場してN記者のインタビューを受けていたと報じている。N記者はXが出ていたことを認めているが、調査報告では絶対それには触れないとNHKの幹部が話している。そうなれば、報道局長や放送総局長だけではなく、籾井会長の進退まで問われることになるからだそうだが、これまでの週刊文春の報道が事実なら、ここで長年たまった膿を出し切らないとNHKの信用回復は難しいはずだ。