茨城県取手市の路上できのう15日(2015年4月)午前1時50分ごろ、自転車で帰宅中の会社員(47)がボーガン用とみられる矢で右足を撃たれた。激しい痛みを感じて気付き、右足首を貫通していた。矢は長さ40センチ、直径8ミリで2週間のけがだった。
別件で逮捕の36歳男―自宅からガンと矢
会社員はJR取手駅から傘をさして歩道を走行しており、車道から撃たれたらしい。「激痛を感じた時、後ろから白っぽい車が追い抜いていった」と話している。
目撃者はなかったが、きのう15日夜に事件は急展開した。知人を殴った疑いで逮捕された取手市内の男(36)の自宅を捜索したところ、ボーガンと長さ40センチの矢6本があり、白い乗用車を所有していた。警察は関与したとみているが、事件については何も話していないという。
司会の小倉智昭「日本でもたまにボーガンによる事件がありますが、あまり規制されないんですよね」
レジャー用はネットで2~3万円
1993年に矢が刺さったままのカモがみつかり、「矢ガモ」として話題になったことがある。アナウンサーの木下康太郎によると、競技用ボーガンは「日本ボウガン射撃協会」会員のみ購入可能で価格も20~40万円だが、レジャー用はネットでも簡単に購入でき2~3万円という。
コメンテーターの加藤友朗(米・コロンビア大学医学部外科学教授)は「5メートルぐらい離れたところで殺傷能力があるとすれば、銃とそんなに変わらない。それが規制されていないというのは凄くおかしい気がしますね」
宋美玄(産婦人科医)「レジャー用って、何ですか」
キャスター菊川怜「なぜこの男性を狙ったのか。無差別なのか。怖いですね」