サッカーの親善試合で韓国を訪れていた埼玉県内の私立高校のサッカー部員22人が集団万引していた。学校側は「店員がいない店舗がほとんどだったということも原因の一つ。その場の生徒たちの流れでやってしまったようだ」とかばうが、だから万引きも仕方なかったとでも言うのか。こんな学校の対応だから、分別のいない生徒が出てくるのだろう。
財布、紳士用ベルト、ポーチなど70点28万円
集団万引きは3月27日(2014年)、ソウル市内の繁華街・東大門のショッピングセンターの9店舗で起きた。警察が公開した監視カメラの映像によると、胸にローマ字で学校名が書かれている青いジャージ服の生徒がぞろぞろ店に入り、そのうちの一人が商品の黒い財布を手に取るとそのまま立ち去った。別の売り場では生徒が服の中に何かを隠すような動きが写っている。万引きされたのは財布、紳士用ベルト、ポーチなど合計70点、約28万円相当にのぼる。
高校生らはインターハイや全国選手権で上位に入る強豪と呼ばれている埼玉県内の私立高校のサッカー部員で、監督、コーチ、通訳にサッカー部員37人が参加して3月23日から26日まで親善試合を行った。生徒たちは万引きをしたまま帰国した。
生徒らが帰国したあとも韓国に残っていた通訳の韓国人男性によると、店員が万引き被害に気付いて警察の通報し、監視カメラに映っていたジャージから学校名が特定された。警察からの連絡でこの通訳が成田空港からバスで移動中の監督に連絡し、部員37人のうち22人が万引きを認めたという。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト