マツコ心情告白「いずれ飽きられることわかっている。でも保険かけて生きるつもりない」

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   歯に衣着せぬ物言いと独特の切り口でテレビからひっぱりだこのマツコ・デラックス(42歳)だが、意外に彼女(?)の素顔は知られていないようだ。あまり週刊誌のインタビューに出ないマツコが『週刊現代』に出てきたのは、週刊現代がマツコの母親に接触したことに憤りを感じたからだそうである。

<「なんで親への取材にこんなに過剰に反応するのかって? あのさあ、オカマの親なんだよ。綺麗な女優さんの親じゃないの。私は何を言われても構わないけど、両親がとやかく言われることだけは絶対に許せない」>

   そういって自分がゲイだと意識したことから語り始める。


   <「自分がゲイなんじゃないかと気づいたのは、物心がついたときから。女の子と付き合ったりしてみたけど、やっぱり違った。でもゲイであることを、あえて表に出すようなことはしなかったわ」

   「いまでも連絡を取り会う友達は一人もいない。(中略)学生時代の私は、学校が終わると家に帰ってずっとテレビを見ていた。だからテレビが大好きなの。私の人格はテレビが作ったといってもいい」>

   マツコのいいところは、自分を客観的に見ているところだろう。

   <「私は自分が楽しく生きようなんて思っていないのよ。だってこんな化け物が画面にさらされて、不快な思いをしている人たちだっているんだから。(中略)今、幸せかどうか問われれば、それは幸せですよ。一緒に真剣勝負してくれるスタッフがいて、私を必要としてくれる人がいる。

   これは引き籠もっていた時、自暴自棄にもなったけど、そこで腐らずに、誰も見ていなくてもやり続けた結果だと思う。(中略)

   私だっていずれ飽きられる日が来ることはわかっている。だけど、だからといって、そのために保険かけて、予防線を張って生きていくつもりはないの。前に向かって突っ走っていくしかないのよ。今、私を見つけてくれている人たちのために、感謝しながらね」>

   私はほとんどマツコをテレビで見たことはない。少し前にテレビに出まくっていた細木数子という占い師に似ているようで、胡散臭さが鼻について見る気にならないのだが、これを読んで、一度ゆっくり彼女の話をテレビで聞いてみたくなった。

安倍首相の「一方的でピント外れのラブコール」オバマ大統領も困惑!?

   ところで、ようやく実現した菅義偉官房長官と沖縄県の翁長雄志知事による会談は、厳しい空気に包まれたという。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古移設への理解を求める菅氏に、翁長氏は口を極めて反論して対立は収まりそうにない。

   <翁長氏は辺野古移設を「唯一の解決策」とする菅氏に徹底的に反論した。

   菅氏が辺野古移設の根拠とした「普天間の危険性の除去」については、「普天間も含めて基地は全て強制接収された。普天間は危険だから、危険除去のために沖縄が(辺野古で)負担しろと。こういう話がされること自体が、日本の政治の堕落ではないか」。70年前の沖縄戦で奪われた土地を返してもらうために、なぜ沖縄が基地を提供するのか、と問いかけた>(4月6日のasahi.comより)

   『週刊ポスト』がこの問題を取りあげ、<普天間飛行場の辺野古移設に反対する市民や活動家と、移設工事や調査を整備する海上保安庁や沖縄県警の間での実力闘争が激しさを増している>と報じている。週刊ポストは基地移設が遅れてアメリカが怒ると日本の国防が危うくなるという政府の主張には嘘があるとする。自衛隊幹部OBがこういう。

<「辺野古基地に駐留するのは海兵隊。海兵隊は敵地の海岸へ強行上陸するための部隊で、国土を防衛する目的もなければ、能力もない。国防の喫緊の課題である尖閣諸島など島嶼部防衛にも役に立たない」>

   週刊ポストによれば、小泉政権時代に決められた在日米軍の再編合意には、島嶼部への侵略に対処するのは日本、つまり自衛隊の責任であることが明記されている。尖閣有事に際し、辺野古に米海兵隊がいても出動することはないのだ。日本の安全を守るためというお題目は崩れていると指摘する。

   また、<「辺野古移設は日本側の利権の話であって、米軍側の要請でもなければ、国防とも関係がない」(当時の官邸スタッフ)>。米大使館関係者もこう話す。<「安倍政権は我が国が喜ぶと思って辺野古も安保法制もTPPも進めているが、そんなことは望んでもいない。よほど4月末の訪米と首脳会談を実現したかったのだろうが、一方的でピント外れのラブコールにオバマ大統領は困惑している」>

   週刊ポストはこう結ぶ。<タカ派を気取る安倍首相は、飼い主にも疎まれる哀れな米国ポチでしかない>。私は沖縄から日本が変わっていくと考えている。翁長知事の頑張り一つで安倍政権は脆くという可能性が出てくるのではないか。

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