海外旅行へ行く人も多いゴールデンウィークがあと3週間ほど近づいてきた。「今年のGW旅行は『安・深・短』がトレンドです」と観光ジャーナリストの千葉千枝子さんは言う。これまでは費用が安い、距離が近い、期間が短いという「安近短」が人気で、定番の旅行先は台湾・台北、韓国・ソウルなどだったが、絶景・秘境やディープな場所の写真を撮ってSNSにアップするブームを背景に、今年は行きづらい場所、珍しい、ディープなスポットが注目を集めているという。
人気トップはインドネシア・ジャカルタ
司会の夏目三久「SNSに上げたいがために(旅行に)行かれる方もいるそうです」
大手旅行サイト「エクスペディア」の人気急上昇旅行先ランキング(予約の前年比増加率)では、1位がインドネシアのジャカルタ(90%)。高層ビルやショッピングセンターが建ち並ぶ急成長中の都市だが、一歩路地に入ると古い町並みが広がるという二面性が魅力だ。5つ星などのホテルに比較的安価に泊まれるプランが人気だそうだ。
2位はベトナム・ハノイ、3位フィリピン・セブ島、4位台湾・高雄、5位はフィンランドのヘルシンキとなっている。映画「アナと雪の女王」に出てくる雪景色がフィンランドをモデルにしているという噂があることから、旅行先として注目されている。