「スマホをやめますか、大学をやめますか」と信州大の山沢清人学長がおととい4日(2015年4月)に行なわれた入学式の挨拶で語りかけた。いきなりどういうことなのか。
「信州でもものやサービスがあふれ始めました。その代表例が携帯電話です。スマホ依存症は知性、個性、独創性にとって毒以外の何物でもありません。スマホを切って本を読みましょう、友達と話をしましょう、自分で考えることを習慣づけましょう」と学長は熱心に呼びかけたのだ。
東京・渋谷の大学生―「大学やめる」10人、「スマホやめる」20人
司会の小倉智昭「怜ちゃん、こう言われたらどうします?」
キャスターの菊川怜「ちょっと悩んじゃいますよね」
小倉「エッ、悩んじゃうの!」
木下康太郎アナが渋谷で学生たちにたずねた。多摩大1年生男子(18)「友達の輪を広げるために来たようなものなので」と大学やめる派。都内の4年生男子(23)「スマホを選びますね。勉強は自分でやればいい」
上智大2年生女子(19)は「大学に行くだけでスマホで得られる以上のことを得られる」、都内の2年生女子(20)「親に行かせてもらっているんで、自分の都合だけで大学をやめられない」、デジタルハリウッド大1年生女子(19)は「私はガラケー持って大学に通います」と笑った。
大学をやめます派は10人、スマホやめます派は20人だった。
小倉「お願いですから、100%スマホをやめてもらいたい。学長の話は当然だと思いますよ。学生に本をもっと読んでもらいたい」
普通はそう思うよ。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト