インドが買い漁り「日本の中古ダイヤモンド」家庭で眠っている3兆円分

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   日本でもバブル期に多くのダイヤモンドが流通し、中古ダイヤとなって約3兆円分もが家庭に眠っているという。その買い取り価格がいま急騰している。買い取りショップではダイヤの持ち込み数が5年間で10倍近くに増えた。

   藤森祥平アナ「こういった動きのカギはインドなんです」

   インド人バイヤーが日本の中古ダイヤを買いつけているという。バイヤーのひとりは「(日本のダイヤは程度が)結構いいですね。買ってインドですぐ売れます。リカット(再加工)しても売れるし」と話す。中古ダイヤの加工工場長も「日本の中古ダイヤは質がいいから、再加工していろんな国で高く売れます」という。

再加工すると価格25%アップ

   インドは世界一のダイヤモンド加工・研磨技術を持つ国で、世界のダイヤの約80%がインドで加工されるという。再加工したダイヤは価格が25%程度上がることもあり、インド以外にも中国をはじめとする世界各国に出回っているという。

   前田浩智(毎日新聞編集編成局次長)「インドはいま急激に経済が伸びていて、中間層が増えています。富裕層だけでなく、そういう人たちがどんどん買うようになっているのです」

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