「入社式は家族同伴」いまや常識?会社が招待「商品の愛着深めてもらえる」

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   司会の夏目三久「いま、家族同伴で入社式を行う企業が増えてるそうです」

   きのう1日(2015年4月に行なわれたサッポログループの入社式では、新入社員89人よりも多い97人の家族が後ろで見守った。ある母親は「涙をこらえるのが精一杯でした」と感激し、新入社員たちも「両親に仕事を知ってもらうという意味で、いい機会でした」「晴れ舞台を見せることができてよかった」と話している。

   札幌グループ人事部によると、一部交通費を負担して家族を招待しているという。身近な家族にも会社や商品への理解や愛着を深めてもらう狙いからで、入社式の後には家族のためのビールパーティも開かれた。

新入社員が親に感謝のスピーチ

   広島のお多福ソースでも家族同伴の入社式が行われ、30人の新入社員全員が参列した親らに向けて感謝のスピーチをした。

   「ほんとに自慢の母親です。次に生まれてくるときも母親の息子で生まれたい」(ある新入社員)

   社員は家族という考えから、30年以上前から新入社員の家族を招待しているという。

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