福岡市中央区の信号機に「孫心(まごころ)押しボタン」と称する装置が設置された。西日本新聞に記事を「あさチャン!」が紹介して、設置されている西鉄平尾駅北口の交差点を実際に見に行った。
「おしてください」という表示の近くに歩行者が行くと、センサーが反応して「押しボタンを押してください」と呼びかけ、状況に応じて「間もなく信号がかわります」「信号が青になりました」といったアナウンスが流れる。
日本で初めて設置
文字で書くとそれほど変わっているようにも見えないが、アナウンスするのが子供なのだ。子供の声の案内はここだけにしかないという。「孫の心」を伝えることで、高齢者がより案内音声に注意を払うようになり、事故防止につなげるねらいからだ。
新顔コメンテーターの博多華丸(タレント)「やっぱり機械的な放送よりも、ホントのお子さんの声だと、高齢者のみなさんにも耳なじみというかね」