NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する一卵性双生児の兄弟宇宙飛行士(51)が、1年間、地球と宇宙に別れて暮らし、身体面、精神面でどのような差異が生じるのかを調べる実験が始まった。
弟のスコット・ケリー飛行士は28日(2015年3月)未明に宇宙に出発。これまでに3回ほど宇宙を飛んだ経験があり、これから約1年間を国際宇宙ステーションで過ごす。その間、スペースシャトル「エンデバー」の船長をつとめたことがある兄のマーク・ケリー飛行士は地球上で生活を送る。
将来の火星有人探査のためのデータ調査
NASAは「この実験は火星の有人探査を見据え、人類が火星を訪れる前に宇宙空間のネガティブな影響を把握することが目的」と説明している。
野村修也(弁護士)「火星(探査)を見据えてるってのが夢があってすごいですよね。実験の結果、私たちも火星に行けるんじゃないかって気がするので、ぜひいい結果が出てほしいですよ」
なにをもって「いい結果」というのかな。