JR山手線の13年ぶりの新型車両がおととい28日(2015年3月)に公開された。デザインで目につくのは「色」の塗り方だ。現在の車両は側面の窓の下に緑色のラインが一直線に走っているが、新型ではドアとその上部が緑に塗られている。これはホームドアの設置によって、色が見えづらくなることへの対応だ。乗客には車両の色によって路線を認識する人が多いという。
各車両に優先席増設、ベビーカー・車椅子スペース確保
高齢化に対応するために優先席を増やし、その部分の床もピンク色に塗って識別しやすくした。車椅子やベビーカーの乗客、混雑に対応するために、全車両に座席のないフリースペースを設けた。広告は液晶ディスプレーに表示し、中吊り広告はなくなるという。
司会の夏目三久「吊革広告(中吊り広告の意か?)がなくなるというのは、ちょっとさびしい気がしますね。貴重な情報源でしたからね」
新型車両はこの秋から走る。