<ナイトミュージアム エジプト王の秘密>
「博物館の仲間たち」が動けなくなる!ピンチ救えるか?人気シリーズ最終作

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   ニューヨーク自然史博物館では展示品である蝋人形やミニチュアが、不思議な力を持つ石版によって夜になると命を持つ。警備員のラリー(ベン・スティラー)はこの「博物館の仲間たち」とすっかり仲良しなのだが、ある時からみんなが大暴れしたり、それをまったく覚えていなかったりするようになった。どうやら石版に異変が起こり、魔力が失われつつあるようなのだ。

   博物館の仲間たちが動けなくなってしまうことを心配したラリーは、謎を解くカギはイギリスの大英博物館にあると見て、息子のニッキーと向かう。大ヒットシリーズの第3作だ。

ロビン・ウィリアムス、ミッキー・ルーニーの遺作・・・「本作をこの二人に捧げる」

   ラリーとニッキーとの親子関係はどうなっていくのか。映画はそんな問いから始まる。年頃のニッキーは「大学なんか行きたくない。イビザ島に行ってDJになる」なんて言っている。深夜に女の子たちを自宅に呼んで大騒ぎするちょっと不良だ。そんなニッキーが冒険で変っていくというのも見どころの一つになっている。

(C)2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
(C)2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

   大英博物館の警備員にインパクト満点のブロンド女性が登場する。レベル・ウィルソンが退屈しきってだるそうに人生を演じている。登場から何かしでかしてくれそうでワクワクする。ひと際強い存在感を放っている彼女から目が離せない。

   大英博物館では試練が待ち受けていた。イケメンの円卓騎士との乱闘、スティラーが一人二役で演じるネアンデルタール人との掛け合い・・・ハラハラしたり大笑いだったりと、とにかくシリーズ3作目にして集大成というところである。ラストではラリーが「博物館の仲間たち」と一人ひとり別れを交わすのだが、ラノドジロオモキザルのデクスターがそっとキスする姿は愛らしい。

   この映画は2人の俳優の遺作でもある。テディことルーズベルト大統領を演じたロビン・ウィリアムスとミッキー・ルーニーも出演している。エンドロールでは「本作をこの二人に捧げる」とコメントが流れた。ここが一番涙がこぼれそうになった。

PEKO

おススメ度☆☆☆

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