5年半に及ぶ「大修理」が行われていた姫路城できのう26日(2015年3月)、完成式典が行われ6万人もの人が集まった。修理中は公開が中止されていたが、きょうから一般公開が再開された。
大竹真リポーター「地元の人はね、地元の大エースが復活したって、ホント喜んでましたね。どんどんお客さん来てほしいってました」
解体して白漆喰塗り直し―総工事費24億円
姫路城は真っ白な白漆喰の壁から「白鷺城」の異名があり、日本の国宝や世界文化遺産に指定されている。しかし、壁や軒まわりの汚れや傷みがひどくなり、総工事費24億円をかけて解体をして漆喰をあらたに塗り直した。城内も一新され、展示物が撤去された。天守が建てられた400年前の姿を再現しているそうだ。
姫路城外国人ガイド協会のガイドによると、「年月が経つとどうしてもコケが生えたりして(色がくすんでくるので)、今が絶好の白いチャンス。これが数年経つと少しずつ(姫路城大天守の)隣の小天守のような(くすんだ)色になってきます」