おととし夏(2013年8月25日)、三重県朝日町の空き地で中学3年の女子生徒が(当時15)が遺体で見つかった事件で、津地方裁判所はきのう24日(2015年3月)、強制わいせつ致死と窃盗罪に問われた少年(19)に懲役5年以上9年以下の不定期刑を言い渡した。
犯情、命の重さに対する判決としては軽すぎないかという疑問の声があがっている。
「強盗殺人」ではなく「強制わいせつ致死」で起訴
殺害された女子中学生の父は無念の思いを語った。「期待した結果では全然ありません。なぜこのような軽い判決なのでしょうか。遺族側はまったく納得できません。(被告の少年から)罪の大きさ、遺族への謝罪を感じたことは微塵もございません。被告が最短4年と165日で出てきて、同じ日本で生きることは遺族としてたまらない」
司会の羽鳥慎一「これは当然、納得いかないですね」
赤江珠緒キャスター「悔しさがにじんでいました。残念です」
少年は強盗殺人容疑で逮捕されたが、起訴罪状は強制わいせつ致死罪だった。大澤孝征弁護士は「もし強盗殺人なら懲役10年から20年程度」という。
羽鳥「それでも納得できないですね、遺族にしたら」
松木安太郎(サッカー解説者)「意思を持って(殺害を)やったとしか思えないのに。もっと考えなければいけないでしょうね」
宇治原史規(タレント)「法律に準ずればこういうことなのかもしれませんが、今の司法の限界がここにあるような気がします」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト