人気のドイツLCC墜落!機体に不具合?儲かる運行優先で地上整備手抜き説

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昨年末に日本でも同様のトラブル

   残るのは機体の故障とパイロットの人為的ミスだが、エアバスA320は世界で6000機が飛行中で、最もポピュラーな飛行機の一つだ。ただ、最近は事故や故障が相次いでいた。昨年12月(2014年)に日本で降下する不具合が起き、国土交通省が改善を求めていた。その18日後には、マレーシア・エアアジアがインドネシアからシンガポールへ向かう途中で墜落している。

   元JAL国際線チーフパーサーで航空評論家の秀島一生は次のように指摘する。「LCCに対する規制緩和が世界的に進んでいて、日本でもそうですが、効率よく飛ばすためには、地上にいる時間を少なくしなければなりません。そのため、以前は危険だということで禁止されていた乗客が乗っているときの給油もいいことになった。安全に対する態勢がどうなっているか、今後クローズアップされると思います」

   事故のあった路線に乗ったことがあるというコラムニストの深澤真紀は、「ジャーマンウイングスがルフトハンザの傘下に入ってから人気のLCCになったんです。値段も安いし安全だと勧められ、サービスもちゃんとしていましたよ。今回のパイロットはベテランだったということだし、意外だなという印象です」

   格安運賃は魅力だが、効率化のあまり安全を疎かにされてはたまらない。

文   モンブラン
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