東京もきのう23日(2015年3月)、靖国神社のソメイヨシノが5輪以上開花したのを気象庁職員が確認し開花を宣言した。平年より3日、昨年よりも2日早いという。
きのうの「とくダネ!」で司会の小倉智昭が「東京のサクラがだんだん白っぽくなっているのでは」と指摘し、「日本花の会」の和田博幸主任研究員(樹木医)に聞いたところ、「ピンク色が白くなることはない」という答えだったが、サクラの色は年によって異なるという。
「開花~満開」短いと白っぽく、長いと色濃く
サクラは開花から満開になるまでの期間が短いと白っぽく見え、長いピンク色が濃く見えるのだという。満開まで12年は6日、13年は6日、14年は5日と短く、たしかに最近は白っぽく見えていたのだ。
では、今年の満開はいつごろか。気象予報士の天達武史によると、23日に流れ込んできた寒気の影響が残るため花冷えが続き、「満開は7日後の今月30日になりそう。今年は少しはピンク色に染まった桜が見られそうです」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト