千葉の高校教諭 生徒に穴掘らせ子猫5匹を生き埋め「田舎ではやっていた」

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   千葉・船橋市の県立高校の30代教諭が、生徒に手伝わせて子猫5匹を生きたまま埋めていた。今月6日(2015年3月)、この男性教師は校内を巡回中に農業実習用のハウス内に野良猫が産み落としたとみられる5匹の子猫を発見した。教師は担任を務めるクラスの男子生徒3人を呼んで、目的を言わずにスコップを持ってこさせ、ハウスから30メートルほど離れた実習用畑の隅に穴を掘るように指示。教諭は子猫5匹をスコップに乗せて穴まで運んだが、途中、スコップから落ちた子猫を生徒に拾わせるなど手伝わせ後、生徒たちに離れるように言って子猫を生き埋めにした。

   手伝わされた生徒に動揺が広がり、学校にカウンセラーを紹介してほしいと相談があり発覚した。

千葉県警「動物愛護法違反」で事情聴取

   教諭は「対処の仕方が分からず、市役所に引き取ってもらえないと思った。田舎育ちで、周りの人たちがやっていたのを見ていたので気にしなかった。とんでもないことをやってしまった」と反省しているという。

   教育評論家の尾木直樹氏はこう批判する。「昔だったらそういうこともあったかもしれないですけど、あまりにもナンセンス。動物愛護法も制定されて、私たちの動物を愛護する感覚もどんどん発達している。その発達を促すのが学校の役割ですよ」

   中江有里(女優)「教師であれば、里親を探すとか、他に方法はあるはずですよ。それが教育だと思います。大人として子猫にどう接すべきか、どう行動すべきか見せる責任もあるわけで、そこが欠けているのでは先生としての資質を疑ってしまいますね」

   学校側は問題が発覚した4日後に教諭と話し合って5匹の子猫を掘り返し、別の場所に墓をつくって供養したという。ところが、千葉県警が子猫を確認するために墓を掘り返しところ、1匹しかいなかった。県警では動物愛護法違反の疑いで男性教諭から事情を聴くことにしている。

文   モンブラン
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