テレビ激変!映画・ドラマ見放題「NETFLIX」秋から日本でもサービス開始
私は知らなかったが、この春に発売された新型テレビのリモコンには、今までの地上波やBS、CSに加えて、もう一つのボタンが付いているそうだ。「NETFLIX」といって、映画やドラマなどをインターネットを介して配信する米ネットTV最大手で、今秋から日本でサービスを開始すると週刊ポストが報じている。
ここは世界的に大ヒットしたオリジナルドラマの自主製作も手掛け、アメリカでは既存のテレビ局(地上波、衛星、ケーブル)よりも影響力のある新興ネットTVとして認知されているという。宅配のDVDレンタル会社として97年に創業し、09年に定額見放題で映画やドラマを配信するサービスを始めて爆発的に成長した。現在の料金は月額7・99ドル(約970円)で、13年の売り上げ高は約5200億円(約43億ドル)だそうだ。2年間で株価は6倍、時価総額は約2兆4000億円(約200億ドル)にまで跳ね上がった。
<成功の理由のひとつは、豊富な資金力を背景にしたオリジナルドラマだ。13年2月に配信開始された政治サスペンスドラマ「ハウス・オブ・カード」の制作費は120億円(1億ドル)。監督に実力派デビッド・フィンチャー、主演にアカデミー賞俳優のケビン・スペイシーを起用するなど、ハリウッド映画にも引けを取らない豪華メンバーを実現した>(週刊ポスト)
私も最近録画して見ているのはBSばかりだが、地上波のお笑い芸人ばかり出てくる番組は騒々しいだけで時間の無駄だ。週刊ポストがいうように<電波利権にあぐらをかいてきた日本の「テレビ60年体制」はいよいよ終焉を迎えようとしているかどうかわからないが、確実にテレビの影響力が低下しているのは間違いない。