米映画「幸せの行方」モデル大富豪逮捕!妻・知人殺し「みんな俺がやったのさ」

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   「全米で大きな話題になっています。30年以上、殺人への関与が疑われていた資産家が逮捕されました。そのきっかけになったのはあるつぶやきでした」と森圭介アナが「9時ッス!!」コーナーで取り上げた。

   逮捕されたのは5000億円の資産を持つとも言われるロバート・ダースト(71)で、2000年に知人を殺害した疑いで訴追された。ダーストはこの事件以外にも、1982年には妻が行方不明となり、01年には隣人男性を殺害している。しかし、裁判では正当防衛が認められて無罪となった。この顛末は当時も話題となり、映画にもなった。

テレビ収録中・・・マイクスイッチ入ったままトイレでつぶやき

   今回の逮捕のきっかけは、ダーストが疑惑を検証するテレビ番組に出演したことだった。その収録中、マイクの電源を入れたままトイレに行き、「なにをやったかって!もちろん全員殺したんだよ」と呟いた。これが番組スタッフら筒抜けになったのだ。製作側がこの音声内容を当局に通報し逮捕に至った。

   ダーストのつぶやきは犯罪の自白に当たるのだろうか。アメリカの法律にくわしい国際弁護士の高取芳宏氏によると、つぶきは通常は伝聞証拠として裁判では排除されるが、今回は容疑者がみずから不利益を自白しているため証拠になるかもしれないし、捜査当局はほかにも証拠を持っているはずだという。

   宮崎哲弥(評論家)「裁判になると優秀な弁護士が付くんですよね。おカネ持ってるから。正当防衛になった裁判もそうだったんでしょうね。でも、こうなってはそれでは済まなくなってますよね。

   ちなみに、この事件がモデルになった映画は『幸せの行方』というタイトルです。いい映画ですよ」

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