天達武史「大震災被災地」食べ歩き?復活した石巻のカキ、山元町のイチゴ

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   津波でカキ生産が壊滅的な被害を受けた宮城・石巻の生産量はようやく震災前の3割ほどに戻った。気象予報士の天達武史天達が家業のカキ生産を継ぐために脱サラし、Uターンした阿部貴俊さん(45)を訪れた。

「カキは12月の冬が旬と言われていますが、これから収穫し出荷するのは春が旬のカキです。春が一番おいしい。カキは夏に産卵するので産卵前に栄養分を蓄え、よりクリーミーなカキに仕上がっているんです」

   阿部さんは旨味成分のグリコーゲンやアミノ酸が豊富な春のカキを「完熟牡蠣」と名付けて4月から7月上旬の間に売り出す。獲ったばかりのカキを食べた天達は「美味しい」

週末には1000人の観光客

   天達が続いて訪れたのは福島との県境にある山元町だ。町の基幹産業だったイチゴハウスが壊滅的打撃を受けたが、わずか3か月で大規模いちご園の再建を果たしたのが「山元町いちご園」の岩佐隆社長だった。「若い人が戻ってきてくれればと思う一心で立ち上げた」と話す。

   現在、イチゴ狩りの真っ最中で、週末には1000人の客がやってくる。大粒のいちごを口にした天達は「酸味と甘みのバランスがいい」

   旬の食探しに行ったような天達だったが、「皆さん話しているうちの笑顔になっていくのが印象的でした。行動を起こし枚を向いて歩いている。現在進行形でした」

   司会の小倉智昭「いま残っている若い人たちがものすごく頑張っている。その人たちがこれからの時代を引っ張って行ってくれますよね」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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