中国の人民代表大会で海外渡航者の爆買いが問題にされた。日本でも先月(2015年2月)の春節連休に観光客が押し寄せ買いまくったが、爆買いで富裕層が海外で落とす金が昨年は約19兆円にものぼり、富の流出を放っておけなくなってきたらしい。
なかでも一番人気は日本製の温水便座で、赤江珠緒キャスターによると、全人代では「日本の便座に負けるな」という発言まであった。
経済界幹部「中国製は数回で壊れた」
高虎城・商務相は「(爆買いの)主な原因として、中国が価格面で負けていることが考えられる」と報告した。しかし、経済業界の会議の出席者からは「北京で買った便座は値段は日本と変わらなかったが、数回で壊れた」という声も出た。日本製のシャワー付き便座の人気は、値段よりも品質の高さというわけだ。
中国からの女性買い物客も、「日本の便座はあたたかい。機能面がすぐれている」「中国のホテルはまだましだが、家の便座は冷たいから不便」と話している。若い女性は「中国のトイレットペーパーは厚い。日本みたいにやわらかくない」という。
中国国内でもっとお金使って!
司会の羽鳥慎一「便座は一例で、日本のは本物だから壊れないと中国の人もよく言います」
李克強首相は「中国産業は(品質を)レベルアップしなければいけない」とはっぱをかけたが、日本だって一夕一朝でここまで来られたわけではない。
赤江「中国首脳が危機感を持っていますね」
羽鳥「中国内で金をつかうつもりになるように頑張ろうということですね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト