「大塚家具」親子ゲンカついに大風呂敷合戦!株式配当金ばら撒き

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   「ちょっとビックリしたんですけど、会長が株主配当を3倍にすると言ってる」と司会の加藤浩次も驚く。大塚家具の大塚勝久会長と娘の久美子社長の対立は、27日(2015年3月)の株主総会を前に、双方が株主などに対するアピール合戦を繰り広げ、経営立て直しの大風呂敷合戦になっている。

双方が「経営立て直し」計画発表

   久美子社長側の経営計画では、2017年までに売り上げ594億円、営業利益19億円を達成し、今年の株主配当は現在の40円から80円に倍増するとしている。一方、社長より後に出された会長側の計画では、配当は来年から120円、17年までに売り上げ660億円、営業利益26億円と、すべての数字が社長側を上回っている。

   キャスターのテリー伊藤「(政治家の)選挙の公約みたいで、お互い、言うだけ言ってる感じもしますね」

1株あたり利益40数円なのに「80円配当」「いや、こっちは120円」

   コメンテーターで経営コンサルタントの坂口孝則はこう解説する。「現時点の(大塚家具の)1株あたりの利益は40数円で、それに対して40円を配当しています。配当が80円になると、このままでは税引き後の当期純利益を毀損する。売上高、利益を伸ばして、配当の原資にするということだが、現実的なのかどうか。120円の配当となると、(勝久会長が想定する)26億円の営業利益の大半がなくなる計算です」

   勝谷誠彦(コラムニスト)は高配当を当て込んで連日ストップ高になっている大塚家具の株で一儲けの秘訣をひとくさり。「(いま急騰している株価が)1000円ぐらいまで落ちたところで買い。で、配当だけ取って売る」

   その前に、会社がつぶれないか?

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