どうなる?「スパゲティ・ナポリタン」
キャスターの齋藤孝「ゴルゴンゾーラって地名なんですね。定着して慣れちゃってるけど。青カビチーズ?」
山本匠晃アナ「どうなんだろう」
齋藤「シャンパンはすでにスパークリング・ワインと言ってたりしますよね」
山本「お酒は産地からの輸入があるので、問題がないということです」
司会の夏目三久「今後はなになに風という表現が増えそうですが、許されるんでしょうかね」
齋藤「ならいいか」
山本「ニュアンス変わってきますね」
しかし、地名が製品の代名詞になるなんて、これ以上の宣伝はないだろうに。だいいち、街のレストランのメニューから「ナポリタン」を消せるか?
水で有名なエビアンの隣にトノンという町がある。レストランで「水」というつもりで「エビアン」といったら、「トノンじゃだめか」と凄まれたことがある。トノンの裏山はエビアンと同じ山で、エビアンと同じ水を「トノン」の名で売っていたのだったが、フランス人でも知らない。エビアンだって、水がなければただの田舎町だ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト