今週土曜日14日(2015年3月)のホワイトデーを前に、阪神百貨店の梅田本店が作った週刊誌風のカタログ「週刊返愛」が話題になっている。「義理返しをあなどるなかれ」「女性に感謝されないNG」など具体的で、さらに袋とじでは「義理チョコを勘違いされた」体験談まである。
梅田店はこれまでもいろいろ工夫を凝らしてきたが、今年は「記事風のもの」をと、独自にホワイトデーに関する意識調査を行った。女性1147人、男性1118人から回答を得たというからかなり本格的だ。これを分析して、「ホワイトデーの傾向と対策」をまとめた。
塩昆布、おこわ、せんべい、和菓子・・・和風がウケる?
司会の夏目三久「ホワイトデーにそもそも期待はしていないんですよ」(笑い)
井上貴博アナ「ポイントはそこかな?」
夏目「ただ、期待以上のものをいただくと、ああ嬉しいな、あの人わかってるなという気持ちになるので、この本には・・・」
井上「期待されてるってことですね。ちょっとでもいいものがくるとポイントが上がる」
夏目「では、実は期待してるってことですね」
キャスターの齋藤「義理チョコもらってるからね」
夏目「義理チョコじゃないですよ」
井上「ホワイトデーって、返すものが決まってないじゃないですか。バレンタインデーはチョコ。ホワイトデーは?」
夏目が「これなんかいいんじゃないですか」と見せたのが、「和のセンスで知的にひねる」ということで、塩昆布、おこわ、せんべい、和菓子などの写真が出ている。値段もほどほど。義理には義理でということか。
下着、ぬいぐるみ、バラの花束はカンベン!
井上「梅田店のこの本によると、ポイントを稼ぎに行くと裏目にでるとか。けっこう面白くて、第1章は『女性に感謝されないNGギフト』、第2章が『スイーツのセンスで評価が決まる』とあります。女子たちの『ココロをわしづかみ!わかってるねスイーツ』なんてのが載っています」
紙面は「かわいいもの2つの組み合わせ技」「プリン味のカップケーキ知ってる?」など、写真入りだからたしかにわかりやすい。
井上「チョコとイチゴの絶妙なハーモニー」
夏目「いいですねぇ」
齋藤「ダメなのが参考になりますね。セクシーすぎる下着とか、ぬいぐるみもダメ」
NGには、ほかに「あげたものより安いもの」「高価すぎるアクセサリー」「バラの花束」などが並ぶ。
夏目「バラの花束は、義理なのに本気な感じがしちゃいますね」
アンケートを土台にしているからか説得力がある。ホームページ上でもみられるそうだ。