この日いちばんの盛り上がったのは写真集「イケメソ男子」のお話だった。イケメンの泣き顔を集めたもので、産経新聞が「男子の涙に癒される!?」と伝えているというのだ。写真集のパンフを見ると、男が涙を流していて「泣いている男は、かわいい」とある。
誰でも泣けばいいってもんじゃなさそう
山本匠晃アナが「いま男性の涙もほろりとさせられる癒しの効果が注目されています」と言ったとたんに、司会の夏目三久と齋藤孝キャスターが大笑いした。
山本「女性本能をくすぐられる女性も多いそうです」
夏目は「なに、かわいく？」
山本「かわいく素敵に」
夏目「基本的にメソメソされるのは困るような気がしますけど」
山本「どう泣けばいいんですか」
夏目「う～ん、そういう策略的な質問はやめていただきたい」（大笑い）
山本「デートというのは男性が計画を立てたいものじゃないですか」
齋藤「ボクはノープランの方だけど、逆はあるかもしれませんよね。普段は泣きそうもない人がフッと泣くと･･･」
夏目「そうですね」
山本「オレは普段泣かないんだぞと見せておいて、チロっと涙を流すわけですね」
夏目「たとえば、映画を一緒に見ていて、『あ、泣いてるの』『泣いてないよ』とかは、ぐっとくるかも」
山本「･･･」
夏目「自然に泣きましょう」
山本「プライベートなことに終始してしまいました」
夏目「ただね、イケメンというところがやっぱりポイントなんですね」
山本「承知しました」
売れるかどうかはともかく、こんな写真がある、演じてる男たちがいる、その前に考え出したヤツがいる。涙活プロデューサーなんてのがあるんだそうだ。
それでなくても男子の草食化がいわれ、セックスレス夫婦も珍しくない。こんどは男の涙か。遠からず人類は絶滅するね。