きのう1日(2015年3月)午前10時10分ごろ、東京・足立区の東武伊勢崎線の竹ノ塚踏切で軽乗用車と急行電車が衝突し、車を運転していた男性会社員(25)が死亡した。電車の乗客にけがはなかったが、現場は「開かずの踏切」として有名で、10年前にも死亡事故が起きていた。
10年前にも渡りきれなかった通行人死亡
踏切は西新井~竹ノ塚駅間にあり、05年3月には踏切内に入った4人が電車にはねられ2人が死亡した。横断距離33メートルの間に線路5本が走っている。平日のラッシュ時には1時間に58分も閉まっていることもある。「時間帯によっては開かないですね」(女性)、「遮断機が30分ぐらいさがりっぱなし」(男性)という。21年3月までに高架化される予定だ。
司会の羽鳥慎一「1時間中58分間閉まっているのでは、踏切の目的をほぼ達成できていませんね」
きのうの事故について警視庁は車が進入した状況を調べているが、45分間も遮断機が降りていたという情報もある。
羽鳥「今回の事故原因はまだはっきりしていませんが、開いた時になんとか行こうという意識が働いても無理ないですね。対策を何もしていないわけではないですが、事故が起きてしまいました」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト