朝日新聞の部数激減が止まらない!週刊新潮「社外秘報告書」スッパ抜き・・・実売は7割
けさ27日(2015年2月)の朝日新聞で池上彰氏が朝日批判をチョッピリしている。20日に行われた皇太子の記者会見報道で、毎日新聞は「我が国は戦争の惨禍を経て、戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、平和と繁栄を享受しています」と報じているのに、朝日新聞は触れていない。「こんな大事な発言を記事に書かない朝日新聞の判断は、果たしてどんなものなのでしょうか」と指摘しているのだ。
もちろん読売新聞はもとより日本経済新聞にも産経新聞にも出ていない。だが、あれだけ憲法を擁護している朝日新聞が、皇太子の、おそらくギリギリの現状批判の言葉を載せないというのは、私にも理解できない。まさか安倍首相に気を遣ってなんてことはないでしょうな。
週刊新潮は朝日新聞が部数的にも深刻な事態に陥っていると報じている。週刊新潮が入手した「社外秘 2014年度ASA経営実態調査報告書」によれば、<朝日新聞の実際の売れ具合を示す〈発証率〉が〈セット販売〉で〈71・0%〉となっている>そうなのだ。したがって、本当に売れているのは71%でしかなく、残りの約3割は「古紙」と化しているということである。
今年1月の時点の公表部数は読売新聞が約920万部、朝日新聞が約680万部。しかし実態がこうなら500万部程度しか出ていないということになるのではないか。
もちろん読売新聞も何割かは割り引かねばならないだろうが、さらに深刻なのはこの調査が2014年5月だからだ。慰安婦問題が起きたのは8月だから、さらに部数減少に勢いがついたことは間違いない。
そうしたことが背景にあり、先の皇太子の発言も「自粛」したのではないかと勘ぐりたくもなる。朝日新聞危うしである。