東京メトロの茅場町駅できのう26日朝(2015年2月)、天井を通る配管から汚水が漏れ出し、直径約10メートルの汚水溜まりが駅構内に広がる出来事があった。漏水の原因は配管のつなぎ目の腐食だと見られるという。その場にいた人は「ニオイがすごかった」「雨かと思った」「天井からバーッと汚水が出ていた」と話す。
通勤時間帯の朝9時半
漏水は9時半頃に発生した。メトロは50人態勢で処理にあたり、午後1時に清掃・消毒を終了した。対応が迅速だったということで、コメンテーターの香山リカ(精神科医)「駅員の方たちが冷静に使命感を持って一生懸命やった」、菊地幸夫(弁護士)「日本の企業の人たちの底力を見た」などの声が聞こえた。
もっとも、汚水した箇所の真下にあった改札は、けさ27日の段階でも閉鎖されたままで、「復旧のメドはたっていない」(大竹真リポーター)という。自動改札機が汚水を被ったため、機械の分解、消毒、点検などを行わなければならないからだ。