上村遼太くん殺害の逮捕少年―父親は「息子はやってないと言ってる」

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   神奈川県川崎市の多摩川河川敷で中学1年生の上村遼太くん(13)を殺害したとして、神奈川県警川崎署は27日(2015年2月)、殺人容疑でリーダー格の18歳の少年を逮捕、ほかにも仲間2人を容疑が固まり次第逮捕する。

   捜査関係者によると、上村君が殺された20日午前2時前後の現場周辺の防犯カメラ160台以上の映像を解析し、事件直前に上村君を呼び出した無料通信アプリ「LINE」の通信記録を調べたところ、この3人が浮上した。

「殴って左目にアザをつくったのは自分だが、犯行には加わっていない」

   「とくダネ!」は3人の少年のうちの1人の父親に電話取材した。父親は「息子は、先月、上村君を殴り左目にアザをつくったのは自分だと認めているが、事件2日前の18日に上村君に会った後、上村君には会っていない。殺害の犯行には加わっていないと話している」と話しているという。

初めから殺害目的
初めから殺害目的

   上村君には多数の刺傷や顔、腕に切り傷があったが、防御創がないことがわかった。現場には数本の結束バンドが見つかったことから、身動きできない状態で集団暴行を受け、計画的に殺害された可能性が高い。

   司会の小倉智昭「殺害を目的に集団暴行に及んだって見えませんかね」

   中瀬ゆかり(新潮社出版部長)「13歳のあどけない少年の体の自由を奪って首筋を狙った。殺すためにやったと思いますね。いたぶりながら苦しめながら卑劣で、言葉が見つからないぐらいです」。

   ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)「いじめ由来の件数が4割ぐらい減っているらしいが、もしかすると数ではなく質の変化が起こっているのではないかと危機感を覚えます」

   今後は殺害の動機や計画性、なぜ残虐な殺害に及んだのかなどを中心に取り調べることになる。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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