川崎市の多摩川河川敷で中学校1年生の上村遼太君(13)が殺害された事件で、まだ容疑者が明らかになっていないのに、ネット上では特定の少年たちの名前や顔写真が広がっているとレポーターの井口成人が伝える。
「犯人はあついだ」「この人ですか」「こいつが犯人だよ」「本当ですか」――。根拠もなく、そんなやり取りが飛び交っているのだ。事件現場の近くで聞くと、ほとんどの人が情報を知っていた。
実在の少年の名前や写真
若い女性「見ちゃいますよね。本当なんだろうか、みたいな」
若い男性「信用性はないですけど、こういうことをツィートされているんだなと」
別の男性「ちょっと怖いと思う。名前とか、すぐに知られて」
信用するかどうかは別にして気になって見てしまうという。
司会の羽鳥慎一「事件発生から1週間になりますが、警察の捜査は慎重ですね」
井口「ただ一つ心配なことがあります。狭いところで起きた事件だったため、お互いに顔を知ってこともあるんですね。そのためか、インターネットで実在の人の名前や写真を掲載してツィートしたり、LINEで会話したりして大きな問題になっています」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト