1980年代に大ヒットしたハリウッド映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場した空飛ぶホバーボードが現実のものになる。宙に浮く「HENDOホバーボード」がそれで、NECの新型パソコンのCMで俳優でスケートボーダーの岡安旅人が乗ってみせる。
井上貴博アナは説明もそこそこに、「映像がありますのでご覧ください」
たしかにやや分厚いボードが宙に浮いている。そのふわふわしたところへ岡安が乗ってみせる。浮いている高さは2.5センチで、電磁力らしいが、その場でクルクルと回転している。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のようにはいきませんが・・・
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」では、2015年のシーンでマイケル・J・フォックスが宙に浮くホバーボードに乗ってカーチェイスをやったのが、これをアメリカのベンチャー企業が実際に開発したのだという。
ただ、映画でのようにカベでも天井でも自在にというわけにはいかず、いまのところは、回転するほかはただ浮いているだけのようだ。どうやって走らせるのか、またどう止めるのかはわからない。
司会の夏目三久「自分の足で立って浮いてみたいですね」
キャスターの齋藤孝「抵抗がないんで、どこかで初速をつけたら、摩擦が少ないんでどんどん行っちゃいますね」
井上「今のところ、バッテリーは7分間ほど保つそうです」
将来はビルの耐震強化にも応用?
日本でも情報機器などを手がける会社が去年12月(2014年)から予約を受けつけていて、すでに数件を受注した。今年10月から出荷するが、価格は140万円からだという。
斎藤「ほ~」
井上「遊ぶだけでなく、将来どんな役に立つかというと、ビルの耐震性強化に使えそうなのです。地震のときにビルを浮かせればビルは揺れないということができるのではないかといわれています」
夏目「え~?」(笑い)
井上「まあ、アイデアとしてはですがね」
CMは27日からというが、どんな絵になるのだろう。