西川農林水産相 辞任!「説明しても分かってもらえない」説明できない金?

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「いくら説明しても分からない人には分からない」

   西川公也農林水産相がきのう23日(2015年2月)、「政治とカネ」をめぐる問題で突然辞任した。西川氏が代表を務める自民党栃木県第2選挙区支部が、県内の木材加工会社から300万円、砂糖の業界団体の関連企業から100万円の寄付をもらっていたことが問題にされていた。いずれも国の補助金を受けている会社だったため野党から追及されていたが、西川氏は「法的には問題ないが、国会や内閣に迷惑をかける」と説明している。

予算審議、政権への悪影響大きいと幕引き

   アナウンサーの小松靖「説明したって分からないだろうという言葉が印象的でした」

   司会の羽鳥慎一「たしかに、よく見ると法には触れていないんです。ただ、スレスレというか」

   コメンテーターの舘野晴彦(月刊『ゲーテ』編集長)「いわゆる脱法行為に近いところですよね」

   羽鳥「それをどうなんだと聞かれて、分からん人は分からんと言われたら、言葉を失ってしまいますよね」

   舘野「これだけ『政治とカネ』が問題にされているときなんですから、十分説明しなければならないのに・・・。まさに古い自民党の体質だと思います」

   高木美保(タレント)「分からない人とは誰のことをいっているのでしょうか。野党のことを思っているのかもしれないが、この説明では有権者にも分かりません」

   羽鳥「まあ、平たくいえば、切れちゃったということですよね」

   政治アナリストの伊藤惇夫氏は「先週末から辞任のシナリオが動き出していました。予算案など重要法案やTPPへの影響が懸念されます。とりわけ年度内に予算が成立しないと政権に痛手となるので早く幕引きをしたかったのではないでしょうか」といっている。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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