殺害の上村遼太くん「万引き断ったらどんどん暴力」2、3人が殴る蹴る!

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   神奈川・川崎市の多摩川河川敷で殺害された中学1年生の上村遼太くん(13)は、殺害される直前に仲の良い友だちへ恐怖を打ち明け、相談していたことが分かった。

LINEで「やばい、殺されるかもしれない」「学校へ行きたい。バスケットをしたい」

   遼太くんは昨年(2014年)夏ごろに他校の生徒や上級生のグループと仲良くなり、入部していたバスケット部の部活も休みがちになった。昨年11月ごろには別の先輩グループと付き合うようになったが、その先輩グループがワルだった。遼太くんは友だちにこんな相談している。

「いい先輩と思ってグループに入ったのに暴力を受けた。どうすればいいんだろう。『万引きをひとりでやってこい』と言われ、『それはできません』と断ると、暴力を振るわれた。このため『グループを抜けたい』と言うと、どんどん暴力がひどくなり『学校に行くな』と脅されている」

   殴ったり蹴ったりするのは2~3人で、5人ぐらいが周りで見て笑ったりしていたらしい。遼太くんは1月25日にLINEでこの友だち宛てに、「やばい、殺されるかもしれない」「学校へ行きたい。バスケットをしたい」とメッセージを送っていた。

   友だちは殺害される1週間前、路上を先輩グループと歩いているのを目撃したが、この時も顔はアザだらけで、声を掛けたかったが怖くてできなかったという。

学校は家庭訪問5回、電話連絡も30回したが・・・

   国際ジャーナリストの竹田圭吾「大人に伝えれば、上村君も友だちも攻撃を受ける可能性があり、責められないですよ。不登校になってから、学校も家庭訪問を5回、電話を30回かけ、やることはやっていた。ただ、顔にアザがあった。外見的サインや言葉のサインがあり、なぜその先に踏み込めなかったのか」

   中江有里(俳優)「殺されるかもしれないと思い詰めていたんでしょうね。どうにかならなかったのか、大人が気付いてあげなければいけなかったと感じます」

   笠井信輔ニュースデスク「小・中学生は、今後こういう被害があった瞬間に絶対に助けを求めれば救われると思ってもらいたいですね」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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