父親側には妻、長男、長女側には次男、次女、三女
今年1月(2015年)、再び久美子氏が社長に復帰する。すると、勝久氏はこれに対抗して、3月株主総会に向けて久美子氏を外す株主提案を提出した。まさに、「やられたらやり返す」(冨田記者)という泥沼の争いだ。
経済ジャーナリストの須田慎一郎氏は「(勝久氏は)自分の営業スタイルに非常に強いこだわりがあるんですね。それを否定されたので腹に据えかねているというか、感情的なぶつかりあいが強いんじゃないかと思います」とみている。
司会の羽鳥慎一「あの大塚家具で、こんなことが起きているとは知らなかったですね」
決戦になる株主総会は3月27日の予定だ。勝久氏の保有株式は約18%、久美子氏は約10%で、勝久氏側には妻、長男(専務)、久美子氏側には次男(取締役)、次女、三女がついており、家族も真っ二つに割れている。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト