「ゴルフ場の池」小学2年の2人転落・死亡!どうやってコースに入った?

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   岐阜県可児市のゴルフ場でおととい17日(2015年2月)、近所に住む小学2年生の岡崎凌久君と米澤龍音君がコース内の池に転落して死亡する事故があった。2人はもう一人と一緒にゴルフ場に入り込み、池の近くで石投げをして遊んでいたが、龍音君が池に転落し、助けようとした凌久も転落したという。池は水深5メートルに達するところもあった。

   子どもたちはゴルフ場にどうやって入れたのだろう。

営業終了した午後5時―プレーヤーもいなかった

   中山美香レポーターが事故のあったゴルフ場の脇にいた。「ゴルフ場はフェンスで囲まれていて、立ち入り禁止の札も立っているのですが、ところどころ金網が破れていたり、途切れて隙間があります。こういうところから子供たちは入ったのでしょうか」

   近所の住民も「子どもたちが入り込んで遊ぶのは日常化している」と話す。事故があったのは放課後の午後5時ころで、その時間帯ではコースにプレーヤーはおらず、だれの目もなかった。

   万が一、池や川に落ちたときの対処を子供たちにどう教えればいいのか。危機管理教育研究所の国崎信江所長は「昨今は学校の授業などでも着衣泳が行われているが、子供たちにそういった機会を持たせることが大事です」と言う。服を着たまま水に転落した場合は、岸辺が近いと泳いでたどり着こうとしがちだが、服の重みで泳ぎづらく、体力を消耗するため、「泳いではならない」と言う。泳ごうとせずに「浮く」ことが大切だという。

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