まずは正しい日本語の習得じゃないのか?
宇垣「英会話よりも英語を使ったコミュニケーション能力を伸ばすのが目的で、授業も遊びの要素があるので、子どもたちも楽しいようです」
司会の夏目三久「たしかに耳が慣れるというのはあるでしょうね」
齋藤「小さいほどいいですからね。耳が慣れれば発音がよくなる。あと、心理的なカベがなくなる。(私たちは)外国人にはプレッシャーを感じたりしますが...」
夏目「どうしても感じてしまいす」
齋藤「心配なのは教員です。外国人は足らないでしょうし、小学校の先生は英語の免許がいらないから、発音も十分ではないかもしれないですね」
宇垣「教科になったとき、自分たちの英語力をどうするかが一番不安だと先生方はおっしゃってました」
齋藤「英語を話す人か、中学高校の先生に来てもらうか。小学校は人間教育だから、それができる人を採用しているわけで、英語ができるからでは本末転倒になります」
石井大裕アナ「1週間1時間の効果はあるんですか」
齋藤「微妙だな。慣れることかな。しかし、言語は人間を作る。だからまずは日本語」
そうそう、彼は日本語の先生だった。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト