テニスのメンフィス・オープン決勝戦の錦織圭の3連覇の瞬間が、けさ16日(2015年2月)の「あさチャン!」でリアルタイムで放送された。午前7時26分だった。
中継のスコアを見ていた石井大裕アナが「マッチポイントです」と叫んだ。スコアボードに「AD」と出る。次のサーブで決まるか。「決まった」という声にスタジオは拍手、拍手となる。
「あさチャン!」リアルタイム速報「このサーブ決れば・・・。勝ちました!」
対戦相手は世界ランク15位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)で28歳。身長203cセンチ、体重89キロの巨漢で、角度のある強烈なサーブが武器だ。試合前の記念写真で並ぶと、錦織は相手のアゴまでしかない。
アンダーソンのサーブに錦織が手が出ない場面も何度もあって一進一退の攻防が続く。錦織はバックハンド、飛び上がりながらのジャックナイフを決める。ラインぎわも面白いように決まった。最近の試合でミスを連発していたのがウソのようだ。
「あさチャン!」は試合開始前から中継放送することを伝ていたが、7時16分に「速報です。第1セット6-4、第2セットが目下4-3で錦織がリード。あと2ゲームとれば勝利です」
7時21分に「5-4となっております。このサービス・ゲームをとれば優勝です。あと1ゲーム」
その5分後に勝った。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト