高倉健の早稲田大学「特別講義」熱く語った映画『ディア・ハンター』

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

品川美容外科「集団訴訟」頻発!溶けるはずの手術糸ヒゲみたいに飛び出してきた

   品川美容外科といえば美容医療最大手で年商356億円、アンチエイジングブームの主役ともいえるところだが、『週刊文春』はここで集団訴訟が頻発していると報じている。これは聞き捨てならない。勤務していたA医師がこう話している。

<「美容整形の『品川美容外科』や美容皮膚科の『品川スキンクリニック』では、体内で『溶ける糸』を使って『顔のシワやたるみ、肌質が改善する』という施術を行っています。ところが、半年ほどで溶け始めるはずの糸が一年経っても溶けず、『ヒゲみたいに飛び出してきた』と来院する患者が何人もいた。医師の間では『いったいどんな糸を使わされているのか』と不安が広がっていました」>

   その他にも、品川近視クリニックのレーシックに対する集団訴訟も起きている。東京都消費者生活総合センターに寄せられる美容医療に関する相談は年々増えていて、中でも目立つのが糸リフトなどの「リフトアップ(フェイスリフト含む)」だと週刊文春は書いている。

   A医師によると、本部から送られてくる糸の形状や品質にばらつきがあり、このままでは自分の患者にも何か起きるのではないかと思い、医師としての倫理問題を感じて辞めたという。糸によるリフトアップは、日常生活にすぐ戻れるため患者への負担は少ないが、顔には顔面神経や唾液腺、三叉神経などが通っていて、解剖学的なものを理解しなければいけないので手術経験のある医師がやるべきだと自由が丘クリニックの中北信昭院長がいっているが、そうしたことが守られていたのか。

   高額の医療費を支払うためにローンを強引に組まされたりすることも問題になっている。各クリニックには毎月の売り上げ目標が課せられ、それを達成できないと院長になれないばかりか、地方に飛ばされることもあるのだという。A医師はあそこでは売り上げ至上主義、患者軽視の施術が行われていると指摘している。

   こうした疑問点について、綿引一理事長を週刊文春が直撃すると、質問に終始俯いたままで、「糸リフトを強引に勧めていたのでは?」と問うと、「そういうことはございません」と絞り出すように答えたという。

   韓国に行って簡単にできるプチ整形をやってきて、トラブルが起きているケースも多くなっているようだ。健さんのセリフではないが、「親にもらった大事な肌を」傷つけ、整形しようというときは、その病院のことを事前にしっかり調べていくことが肝心であるこというまでもない。

姉妹サイト