高倉健の早稲田大学「特別講義」熱く語った映画『ディア・ハンター』

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   『週刊現代』に2012年11月22日に早稲田大学で高倉健が「授業」をしたときのグラビアと記事が掲載されている。これは健さんと付き合いのあった毎日新聞客員編集委員で早大大学院非常勤講師の近藤勝重氏が受け持つ授業を、健さんが受講したいといってきたことから実現したそうだ。

   学生の数は15人。幸せな奴らだ。この日は文章論と演技論を絡めて話をしたと近藤氏は語っている。続けて健さんが学生たちの質問に答える「特別講義」になった。

「近藤さんから(流浪の俳人だった)山頭火の句をいただいて、これがまたいい句でしてね。
〈何を求める風の中ゆく〉
   たぶん山頭火はダウンコートをもっていたわけじゃないと思いますから、つらかったと思いますよ。でも、何かを求めて行ったんですよね。何を求めたかということ。これが一番大事なんです」

   デ・ニーロ主演の映画「ディア・ハンター」についても熱く語り、こういっている。「国がやった間違いを書かないとジャーナリストはたぶん駄目なんだと思いますよ」

   その通りだね、健さん。

   その健さんと一時期付き合っていたと告白した女優・児島美ゆきのヌードを週刊現代は「袋とじ」にしている。03年のものだというから、健さんと付き合っていた時期からだいぶ後になる。50代初めの彼女はカラダもお顔もやや衰えが目立つ。こういうカラダが好みだったのか、健さんは・・・とややガッカリ。

女性行員にレイプで訴えられたみずほ銀行「気がつくと上司に裸にされていた」

   『週刊ポスト』でみずほ銀行30代の総合職女子行員が、幹部行員にレイプされたと告白している。都内のみずほ銀行の支店に勤務するAさんは昨年(2014年)の11月の終わり、個人営業をかけていた会社経営者から会食の誘いを受けた。同僚男性と、その上司で40代後半の管理職の男性に同席を頼んで、高級フレンチの個室で食事をしたが、経営者の飲むピッチにあわせて飲みすぎ、管理職の男に送られて自宅へ帰る途中で記憶を失ってしまった。気がつくと自宅で裸にされていて、その男Bが覆い被さってきて彼女を犯したというのだ。

   翌日、休暇を取り自宅で呆然としている彼女にBからショートメールが何通か入る。同日、一緒に仕事をしている先輩から連絡があったとき、「実はこんなことがあった」と話すと、「僕に預からせてくれ」といわれた。

   以来、人事部から当日の詳細を聞かれ、支店長から「Bと接触するな。会社を休め」といわれ、4日間の休みを取る。だが、Bへの処分は遅々として進まない。そこでAさんは父親を同行して支店長、人事担当者と面談する。彼らは「銀行として早急に対処する」と断言するが、銀行側が彼女にいってきたのは、部署を異動しないかなど、彼女を「黙らせる」案を持ってきただけだった。

   やがて彼女は、会社は自分を辞めさせたいのだと気づき、1月末に警察に被害届を出す。週刊ポストは<証言が事実なら、B氏の行為は準強姦罪に問われる可能性があり、それが職務中の出来事である以上、みずほ銀行の対応も問題視されよう>と指摘する。

   Aさんは「この事件をきっかけに社内の悪しき体質が変わってくれることを心の底から望んでいます」と話しているが、これを読む限り、「臭いものには蓋」をする銀行という組織の体質は変わっていないと思わざるを得ない。

   だが、「事件」から2か月以上が経っている。警察がこの件をどう処理するのか、気になるところではある。続報を待とう。

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