韓国で乗用車やバスなどおよそ100台が巻き込まれる超多重衝突事故がきのう11日(2015年)に起き、2人が死亡し日本人を含む66人が重軽傷を負った。現場は仁川空港からソウル市内に向かう仁川国際空港高速道路の橋で、地元消防によると、当時は濃い霧がかかっており見通しは10メートルほどだったという。
海の上を走る橋
事故に巻き込まれた女性は「もうクルマ1台分くらいしか前が見えなかった」と語っている。
森圭介アナ「この橋は海の上を横切っています。きのうは低気圧が通過して気温が氷点下まで下がったため、海水温のほうが高かったために蒸発し、霧となってとなって立ち込めたようです」
キャスターのテリー伊藤「日本だとハザードランプをつけるとか、クルマが自動的に停止するとか、いろいろ(安全設備やルールが)あるじゃないですか。そういうのがまだないですからね、韓国には。こういうときにこういう風にするというルールがあまりないですね。たとえばフォグランプをつけるとかあれば、もうちょっと(被害を)軽減できたと思いますね」