千曲川の河原に違法巨大石造!だれが作ったのか?4年前から出現

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   島崎藤村が「千曲川柳霞にて 春浅く水流れたり」と歌った長野県上田市を流れる千曲川の河川敷に、4年ほど前から巨大な石像が出現し物議を醸している。高さ2.3メートル、顔の幅は1.2メートルもあり、背中に刀も背負っていて戦国武将風だが、顔は幼顔で漫画チックだ。「芸術性も何もない」(司会の小倉智昭)というシロモノである。一部にアニメ「ドラゴンボール」のキャラクターも描かれているところから、製作者の年齢はおよそ想像がつく。増水で石像が流れて橋を壊したり、子どもが登ってケガをする危険性もある。

国交省は撤去に慎重「財産権を主張されると面倒」

   地元住民は「制作しているところを見たことない」という。キャスターの菊川怜は「見張っていればいいだけじゃないですか」というが、実は地元の人も初めは面白がっていたのではないか。

   一級河川の千曲川を管理しているのは国土交通省で、河川敷に無許可で工作物を作るのは河川法で禁止(1年以下の懲役または50万円以下の罰金)されている。なぜ撤去しないのか。「私が作ったと財産権を主張されると面倒なんです」という。そこで、禁止の看板を立てて警告したが、石像の制作は止まらず、今月2日(2015年2月)に鉄の棒でバリケードを組んでようやく止まったという。

   小倉「4年間もこそこそ作っているわけで、壊したって名乗り出ませんよ。困ったもんだ」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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