きのう9日(2015年2月)からけさにかけて、この冬最強の寒波が日本列島をすっぽり覆い、日本側や山間部は大雪、首都圏は厳しい冷え込みとなった。福島・会津坂下町では列車が立ち往生して乗客100人が4時間も閉じ込められ、秋田・鹿角市の東北自動車道では路面凍結で大型車など20台以上がスリップして4人がけがをした。
中国地方の鳥取砂丘も猛吹雪で、砂嵐ならぬ雪嵐に砂丘見物の観光客も吹き飛ばされるほどだった。東京都心でもけさの最低気温はマイナス2・4度、さいたまマイナス4・8度、千葉マイナス0・8度とこの冬一番の冷え込みとなった。
日本一の積雪「新潟・津南町」雪の日は居酒屋飲み放題
飯村真一アナが日本一の積雪の新潟・津南町にいた。けさの積雪は349センチだ。道を歩いても、数メートルの雪の壁の間を抜けるという感じで、両側の家々はまったく見えない。「何層にも積もっているんです。昨年から降り続けている雪がとけずに、次々と積み上がっている感じです」
もちろん、飲食店は閑古鳥が鳴いている。女性経営者は「もううんざり」といい、居酒屋の男性経営者は「雪が降ったらもう電話1本こない。それでこんなものを始めました」
見せたのは「雪降りすぎ企画」と書いたボードで、「雪の日は飲み放題」とあって、「安くしてるんですがねエ。それでも・・・」と苦笑いする。