オーストラリア東部のニューサウスウェールズ州の海岸で、きのう9日(2015年2月)にサーフィン中の日本人男性がサメに襲われて死亡した。近くにいたサーフィン仲間らが男性を浜辺に運んだが、両足を食いちぎられ出血がひどく助からなかった。
サメは体長3~4メートルのホオジロザメと見られ、凶暴で前日にもサメに襲われて死亡した人があった。遊泳は危険であるという看板も立っていた。
地元ホテル勤務の41歳
死亡した男性は地元のホテルに勤務するナカハラ・タダシさん(41)と見られる。日本でも最近はサメに襲われる被害が出ているが、東海大学の田中彰教授はここに注意せよという。
まずサメの目撃情報あるか注意すること。サメは何日間か1か所にとどまっていることが多いからだ。仲間と一緒に行動し、声が届く範囲に仲間がいることが重要だという。複数よりは1人でいる時の方が襲われやすいという。サメはごく浅いところまでやって来ることがあり、サーフィンなどで沖にいるときだけでなく、浜辺の水遊びなどでも注意すべきだという。
ロバート・キャンベル(東京大教授)「万が一襲われたときに、早く手当してもらう。そこも生死を分けることだと思う」